【空亡②】今日の空亡が簡単に出せる方法
こんにちは、とっとです。
この時期の挨拶は毎日寒いですねーと言ってしまいますが、
本当にその言葉しか出てきませんよね。
今朝も家を出るとき、うっすらと雪が地面に積もっていました。
どうぞ皆様、風邪など召されませんようにご自愛ください。
さて、先日よりご紹介しております『空亡』。
五行易は旧暦で日付を出すのですが、
その日の空亡が何かを調べて鑑定に入ります。
万年暦を見ればすぐに分かるのですが、
見なくても簡単に分かる方法を
本日はご紹介したいと思います。
必要なもの。
1.今日の日付(旧暦)
2.天干(十干)と地支(干支)を覚えていること
以上!
※今まで一般的な十干(じっかん)と干支(えと)
という言葉を使って説明しておりましたが、
より易的なのは天干と地支なので、
今後はこちらを使いますのでご了承ください!
これだけだとなんのことやらですね(笑)
では方法ですが、
分かりやすく例を出してお話します。
例えば本日は2月8日、
旧暦では
『甲寅(きのえとら)月・辛未(かのとひつじ)日』
となります。
そして注目していただきたいのが日の天干と地支です。
天干が「辛」で、地支が「未」です。
そこで思い出していただきたいのは、
地支に天干10個を当てて、あまった地支2個が空亡です。
そのことを使って、表に当てていくと一発でわかるのです。
①まず天干を並べます。
②次に今回は辛未なので、辛の下に未をおきます。
③そして地支を癸まで、未の次から順におきます。
④すると次の2つの地支が空亡となります。
これは天干・地支が変わっても同じ作業をすればいいだけです。
天干を並べて、その下に今日の地支を癸まで当てて、
次の2つが空亡。
慣れてくると、手で数を数えながらできるようになります。
これを覚えたとき、感動しました(涙。
ちなみにお分かりと思いますが、
次の天干は空亡である戌から地支を充てていきます。
そして次の天干一巡中の空亡は、戌の前2つの地支、
「申」と「酉」が空亡ということになります。
ということで、本日は空亡を簡単に導き出す方法でした。
いったんこれで空亡はおしまいですが、
天干が必要な場面はまた近々出てまいります。
(六獣という役割を出すときに再び出てきます)
この空亡を出す方法は
実際に使うことはそんなにないかもしれませんが、
覚えておくと便利ですよ~。
ではまた~!