とっとの五行易(断易)やってみよう!

日本では今一つマイナーですが、驚異の的中率である五行易(断易・鬼谷易)をやっているとっとのブログです。

みなさんは五行易という占いをご存じですか?
易といえば日本では周易がよく知られていますが、五行易はあまり認知されていません。
しかしその占いを知ったらびっくらこくよ!
そんな五行易に惚れまくった私、とっとが五行易をご紹介するブログです。

【卦の出し方⑤】5種類しかないのに六親とはコレ如何に? -六親五類-

こんにちは、とっとです。

 

気がついたら2月が終わろうとしています・・・

知ってましたか?

 

今年がもう六分の一、終わるということを!!!

 

年も取る筈です。ぐすん。

 

f:id:totto-3coins:20180203151251j:plain

 

さて涙を拭いて、五行易を覚えましょう!

 

前回装卦する際に注意することがあると言ってましたが、

その説明をしますね。

 

納甲表を使って装卦するのは、

下図の赤い線で囲った部分になります。

この赤く囲んだ

左を本卦(ほんか)、右を之卦(しか)

といいます。

f:id:totto-3coins:20180204085313j:plain

 

本卦は納甲表を見てそのまま充てていけばいいのですが、

之卦にはちょっと注意が必要です。

 

見ていただいて分かるように、

充てるのは酉金や亥水など『地支』の部分と、

ちょっと見慣れない妻財や官鬼という文字の部分がありますよね?

これを六親五類(りくしんごるい・よく六親と言います)といい、

5種類のものがあります。

 

何回も言っていますが、

五行易は全てのものが五行に分けられます。

実は卦も五行の特性があり、

64種類の卦もどれに属するか決まっています。

 

そしてその卦が所属する特性(宮といいます)に対して、

初爻から上爻がそれぞれ何の役割を持っているかを

この5種類は表します。

 

父母(ふぼ)・・・宮を生じるもの

子孫(しそん)・・・宮から生じるもの

官鬼(かんき)・・・宮を剋するもの

妻財(さいざい)・・・宮から剋されるもの

兄弟(きょうだい)・・・宮と同じもの

 

 

例を見ながら説明するほうが分かりやすいですね。

 

まずこの卦は

地天泰という本卦が、地雷復という之卦

に変わったことを表します。

f:id:totto-3coins:20180204085313j:plain

見ていただいて分かるように、

地天泰(左の卦)に『坤宮』とあります。

地天泰という卦は、坤という宮に属する卦ということです。

(これも納甲表に記載があります)

 

そこでちょっと覚えていただかないといけないこと、

8種類の宮が何の五行になるかということです。

乾・兌宮・・・金

離宮・・・火

震・巽宮・・・木

坎宮・・・水

艮・坤宮・・・土

となります。

 

そしてこの宮と各爻の関係を見ると、

たとえば一番上、上爻は酉金ですね。

坤宮は五行が土なので、酉金は宮が生じる関係、

つまり六親が『子孫』となるわけです。

 

これを全て埋めていくと画像のようになりますが、

これが之卦は注意するところになります。

本卦である地天泰は坤宮で、実は地来復も坤宮なので

この卦の特性と各爻の五行の関係は同じようになります。

 

しかし問題は之卦が別の宮であることももちろんあります。

 

之卦を装卦するときは

之卦で出た六十四卦の宮を無視して、

本卦の宮で六親を充て直します

 

例えば澤地萃という卦は兌宮なので、

下のように装卦されます。

f:id:totto-3coins:20180208131112j:plain

しかしもしこれが本卦が坤宮の之卦になると上から

兄弟、子孫、妻財、官鬼、父母、兄弟

となります。

 

この部分、ちょーっと難しいですね。

でもこれも慣れです。

やっていくうちに慣れていくと思います。

 

今日覚えることは、

『之卦の六親は、本卦の宮を使って充て直す』

です。

 

 

ということでしっかり反復練習して覚えてくださいね!

 

 

ではあでぃおす!