【卦の出し方②】人が決して勝てないものってなーんだ?
こんにちは、とっとです。
なんとなく週1回更新が根付いてきた今日この頃、
すっかり年末が射程距離になっちゃいましたね。
みなさん、そろそろ走る準備はいいですか?
(師走、ですからね・・・あ、先生だけ?)
さて、タイトルの答えです。(いつの間にかなぞなぞ)
答えは「時間」です。
もしかしたらアンチエイジングやらタイムマシンなんかで
時間をコントロールできる日が
そう遠くないところまで来ているかもしれませんが、
現在のところ、こればっかりは止められません。
人はだんだん体内の水分保持力が弱くなってきて、
しわしわになって、寿命がきたら天に召されます。
ちなみにノン・ストレスで、その臓器だけで生きられるとしたら、
一番の長生きは肝臓で、
その期間はなんと500年らしーです。
・・・と、話が逸れてきましたが、
なんで五行易で時間の話になるかっていうと、
五行易にとっても
時間の概念は『絶対的要素』だからです。
五行易の勉強をしてくると、
五行易も実は生き物(のよう)で、感情を持っている(ような)、
人間の性に非常に似たものを感じるようになります。
その一つが「時間の束縛」です。
前回までお話してきた「卦を出す」という行為があります。
卦は64パターンあり、
その中のいくつかの爻が動く(動爻)というパターンがあるので、
爻が動かないという卦から最高6爻とも動く
というものまで考えられますが、
結局、之卦は六十四卦のいずれにかになります。
つまり卦を出したとき、
本卦64種×之卦64種=4096パターン
のいずれかになるということです。
って、これだけでもすっごいんですけど(笑)、
五行易はそんなに単純な話ではない
って話なので、話は続きます。
ある日、Aさんが好きなB君とのことを占ったとします。
変爻なしの「雷火豊」がでました。
後日、Aさんは彼との関係に変化を感じたので、
もう一度同じ内容で占ってみました。
あら、偶然。
結果はまた、変爻なしの「雷火豊」が出ました。
『じゃあ結果って一緒なの?』
と思いますよね?
しかし、答えはNO!
なのです。
五行易は
『占う日』が違うと同じ卦が出ても結果が違ってきます。
五行易にとって、時間の概念というのは非常に重要です。
どれくらい重要かというと、
月日で吉凶が出たら、その影響力は8割方決まりというくらい。
ものすごい特殊な卦の読み方や、月日では吉凶が決まらない場合は
詳細に内容を判断していきます。
そのくらい大事だと考える根底には
『その疑問に、答えを出したいと思ったその瞬間に意味がある』
という考えがあるからです。
もっと突き詰めるなら、昔の小学生ではないですが、
「何時何分何秒に緯度経度がいくつの場所でそれを思ったか」
なんてことになるのでしょうが、
一応、五行易は「〇月△日」までで大丈夫です。
そして例えば占った日が11月19日として、
それをそのまま五行易に当てはめることはできません。
五行易用の暦に変換する必要があるのですが、
それには「万年歴」というものが必要になってきます。
ちょっと大きな本屋さんに行けばありますが、
結構ネットに転がっていたりします。
(私も毎月、ブログの記事としてあげております)
占う時には何がなんでもまずは月日の準備があって、
卦を出すのが手順です。
ちなみに、
結果が悪いからといって、
日を変えれば違う結果が出ると思って何度も占う人、
いますよねー(笑)
他の占いではタブーとされていたりしますが、
五行易ではNGというほどではないですね。
ただ、
どれくらい読み解けるかにもよりますが、
結局、似たり寄ったりな結果になります。
これまた五行易の不思議なところです。
やっぱり五行易って楽しいんです!
(まだ楽しいことが伝わる部分まで記事にできてないのですがw)
ということで
本日はこの辺でー!