【八卦④】八卦の形-その2-
こんにちは、とっとです。
今日は地元の秋のイベントみたいなのがあり、
父が世話をしている集まりで毎年饅頭を作っているのですが、
その手伝いに駆り出されました。
こ、腰が・・・
先日よりご紹介しております八卦。
前回までの4つはコチラ。
本日は後半4つのご紹介です。
トップバッターは「巽(そん)」。
巽は「風」を表しています。
陽が2本に、陰が一番下に1本の形をしています。
私がこの形を覚える時、
ちょっとお下品ですが、
スカートの下を風が抜けていく形
として覚えました。
そう見えませんか?(笑)
この五行は「木」になります。
そして「坎(かん)」。
前回、火の反対と言っていたように、
「水」を表します。
火を表す「離」とちょうど反対なのがわかりますか?
離は上から
陽の一本棒、陰の離れた棒、陽の一本棒
の形をしていますが、
坎は
陰の離れた棒、陽の一本棒、陰の離れた棒
ですね。
これはセットで覚えるのがよいですね。
離がそのまま火を表すのと同じように、
坎もそのまま「水」を表します。
さてさて、続いては「艮(ごん)」。
山を表します。
この形は線のある場所をなぞっていくと
「∩」形に見えませんか?
そう、山の形そのものです。
五行はそのまま「土」です。
この艮という卦は、
易の世界では有名な話があります。
易の世界でとっても有名な先生がいました。
その先生は政治家にもアドバイスを行っていました。
ある日、その政治家に
「今日は名前に『艮』がふたつある人に気を付けるように」
とアドバイスしたのです。
しかしその政治家は気を付けていたのに、
残念なことにその鑑定は的中、
政治家は暗殺されてしまうのです。
(暗殺者はこの人じゃないって説もありますけどね)
暗殺者の名前は「安重根」、
そしてその政治家とは伊藤博文のことです。
現在も東京駅にその場所はマーキングされていて、
東京駅の観光スポットになっていますよね。
なかなかスリリングな話です。
さていよいよ最後です。
名前は「坤(こん)」。
全部横棒で陽ばっかりの「乾」に対して、
全部離れた棒の陰ばっかりが「坤」です。
母なる大地、ですね。
これもそのまま、五行は「土」を表しています。
さて以上が八卦です。
この形を見たら何の八卦か、
八卦の名前を言ったらこの形を思い出すくらい
反復練習です!
ローマは一日にして成らず!
一日一歩、三日で三歩、三歩歩いて二歩下がりますが、
確実に前進しています!
ということでまた次回~♪