卦を出してみよう!
こんばんは、とっとです。
台風がたくさん来ますねー。
そんなシーズンなのでしょうがないですね。
こんな時に限って外出の予定があるんですよね(汗。
でも無事済ませたので、明日はゆっくりしますわ。
さて、本日はいよいよ卦を出してみましょう。
易という占いは周易・断易・梅花心易という三大柱があるのですが、
このうち、梅花心易は卦を出すのにモノを使いません。
(厳密には使わないことはないのですが、
用意して使わないというのが正しいというか・・・(笑)
ご興味のある方は調べてみてくださいね。)
残りの周易と断易は、卦を出すために、
・筮竹+算木
・サイコロ
・コイン
のどれかを使って出します。
お分かりの通り、コインが一番用意しやすいです。
だって小銭は誰のお財布の中にもありますよね♪
だからといって侮るなかれ、
コインで卦を出す方法は
むかーしむかしからある正式な方法なのです。
【コインの用意】
さてコインを使って出す方法もいくつかあるのですが、
ⅰ)A種5枚+B種1枚(大きさが近いのがいいです。10円と100円等)
ⅱ)A種3枚
のどちらかが主に使われているかと思います。
ⅰ)の方法は6枚を使って一回で卦を出す方法なので、
手間がかからず少し楽な方法。
ただしこの方法では変爻というものが
1つしかでないことになります。
それに対してⅱ)の方法は、
3枚で1回として、6回投げなければなりません。
メリットは変爻が何個も出ることになり、
その鑑定の読み方が幅広くなります。
断易はⅱ)の方法をとられる方が多いと思いますし、
実際、私もⅱ)のやり方を使います。
【卦を出す手順】
やり方は簡単。
鑑定したいことを考えながら、
3枚のコインを両手の平の中でよく振り、
そのコインを投げます。
これを6回繰り返します。
そこで気になるのが表と裏。
実はコインの表・裏は
造幣局では厳密に決まりはありません。
(通例的に日付のある方を裏と言ってはいます)
つまり、アナタが裏と思った方が裏です。
ただ一方を裏と決めたら、
それをしっかり貫いてください。
迷いは厳禁です。
【結果の記録の仕方】
そして出た結果を紙に記録していくのですが、
その際、裏が何枚出たかを記入していきます。
以下の一覧の「記号」を記入していきましょう。
この「記号」は自分が分かればいいのですが、
勉強のために他の人の占例を見ると
卦の名前(六十四卦)か
この記号が使われていることが多いので
覚えていると参考になります。
またこの裏が何枚で老陽か老陰かは、私の場合です。
いろんな方のブログやHPなどを見ると、
案外人によって違いますので、
ご自身で検証していくのがいいかもしれません。
以上をわかりやすく図にすると・・・
こんな風になります。
【ちょっと深い話】
ちなみに〇と×は時間の経過で
左の卦から右の卦に変わっていくことを表します。
なので1回目の×は
最初陰爻(--)だったのが後に陽爻(-)、
5回目の〇は
最初陽爻(-)だったのが後に陰爻(--)になり
卦自体が変わります。
この元の卦を「本卦(ほんか)」、
変わった卦を「之卦(ゆくか・しか)」といい、
これをたった一言で
「困之帰妹(「こん、きまいへゆく」と読みます」
として表すことがあります。
これを知った時、
私は感動しましたねー。
なんて中国占術って効率的なんだろう!って(笑)
今日は結構大作でしたね。
これに関してまた副産物的な記事を書こうと思います。
覚えていったほうがいいこととかですね。
ということで、
よい週末を!