とっとの五行易(断易)やってみよう!

日本では今一つマイナーですが、驚異の的中率である五行易(断易・鬼谷易)をやっているとっとのブログです。

みなさんは五行易という占いをご存じですか?
易といえば日本では周易がよく知られていますが、五行易はあまり認知されていません。
しかしその占いを知ったらびっくらこくよ!
そんな五行易に惚れまくった私、とっとが五行易をご紹介するブログです。

【十干②】十干+十二支の組み合わせはすべてはない

こんにちは。お久しぶりのとっとです。

 

 

いやぁー、更新が開きましたね(笑)

自分の勉強に一生懸命で、ブログがご無沙汰にしてしまいました。

スミマセン。

 

f:id:totto-3coins:20171021184330j:plain

 

さて、本日の話は十干(じっかん)の補足説明です。

これは後に出てくる空亡の話に繋がるのでちょっと大事。

 

 

みなさん、毎日カレンダーを見ますよね。

 

すっかりエレクトリックなモノに囲まれた現在では、

西暦中心で、和歴は元号で年を数えるくらいですよね。

(というか、ここまであらゆるものがアラビア数字の世界なら、

今更元号いらなくない?と思うのは私だけですかね)

 

そしてそれとは別に中国の暦(旧暦)があります。

 

つまり私たちはメインに西暦と和歴を使いますが、

それと別に旧暦というものがあるのを知っています。

 

それぞれの違いは何を最初とするかで違うのですが、

ご存じのように始まりは1月1日で、

西暦は紀元を最初の年として考えられた暦で、

和歴は元号の最初の年を最初として作られた暦ですね。

 

そこで異彩を放つのが旧暦です。

まず一年の始まりが1月1日ではありません。

旧暦の正月は、日本の節分、2月4日です。

また年は60年にいっぺん巡ってくるものとしてしか

認識できません。

 

たとえば今日は2018年1月27日ですが、

これを旧暦にすると、

丁酉年 癸丑月 己未日

となります。

見ていただいてわかる通り、

年も月も日も十干+十二支の形になります。

 

 

さー、ここまでついてきてますか?!

こっからですよー、本題!(前置き長い)

 

で、中国占術なんですから旧暦を使うわけです。

旧暦は節月暦ともいい、節句で区切られ、十二支で表します。

 

例えばよく聞く端午の節句というのは、

旧暦の6月、

つまり今のカレンダーでいうところの5月な訳です。

干支カレンダー - 高精度計算サイト

 ここを使うと簡単にわかります。

 

 

 

月日を表すのに十二支+

 

十干を絡ませているのですが、

実は特別な組み合わせが巡っていて、

すべての組み合わせがあるわけではないのです。

 

頭に「???」がいっぱい浮かぶと思いますが、

トーナメント表を思い浮かべるとわかりやすいです。

 

トーナメント表は必ず「総当たり」になります。

トーナメント表の縦軸に十干、横軸に十二支を並べると

すべて当たることになるのですが、

旧暦はそうならないのです。

 

ではどうなるか?

 

まず十干は

「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」(10種)

の順に並べ、

次に十二支

「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」(12種)

の順に並べていくので、

最後の「戌亥」になると十干が足りなくなります。

足りなくなったら、

また十干を「甲乙丙・・・」と順に当てていきます。

 

すると十二支を5周すると

またはじまりが

十干の「甲」から、十二支が「子」

ではじまります。

 

 

お気づきになりましたか?

これを図にするとこうなります。

f:id:totto-3coins:20180127210200p:plain

 

わかりやすく色を塗りましたが、

これを年と考えると60年の内に子年は5回しかありません。

そして十干にどうしても当たらないものが5個、

子年の場合、乙・丁・己・辛・癸が出てくるのです。

 

これはもう少しお勉強してくるとわかるのですが、

子は陽の干支なのですが、

子に当たる十干もすべて陽の十干なのです。

つまり陽の干支には陽の十干しか当たらないのです。

 

反対に丑は陰の干支なので、

当たる十干も乙・丁・己・辛・癸の陰の十干なのです。

 

 

これを初めて自分で表を作ったときには感動しました(涙。

 

 

さてさて、ではこれが空亡(くうぼう)にどう関わってくるのかというと、

これ覚えていると簡単に空亡が出せるんですよねー。

 

ちょっと長くなったし、

空亡がなんなのかって話からしないとですので、

今回はこの辺りで。

 

 

では次回(いつになるのやら?!)、お楽しみに!